【ダイソー・カビキラー・エステー】酸素系・塩素系の洗濯槽クリーナー5種を比較してオススメを紹介!

家電・日用品
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最後に洗濯機の掃除をしたのはいつですか?

最近の洗濯用洗剤では”洗濯槽の防カビ”を謳った商品もありますが、全く掃除をしていないと洗濯物や糸くずフィルターに海藻の欠片のようなカビが混入することがあります。

簡単な洗濯機のお手入れとして市販の”洗濯槽クリーナー”を使用して、洗濯機の”槽洗浄モード”を運転する方法があります。定期的に”洗濯槽クリーナー”を使用することで、カビ汚れはほぼ防ぐことができます。

この”洗濯槽クリーナー”にもいろいろな種類があり、300円~700円ほどと価格帯も様々です。

しかし定期的に使用するものだからこそ、安く済ませたいところ。

今回はコストパフォーマンスに優れる100円ショップ・ダイソー(DAISO)と大手メーカーの300円~700円の洗浄剤を比較して、どれがオススメかを解説していきます。

”洗濯槽クリーナー”の比較

今回比較していくのは100円ショップ・ダイソーで販売中の洗濯槽クリーナー3種、ドラッグストアで取り扱いがあるカビキラーの洗濯槽クリーナー(284円+税)、エステーの洗浄力 洗濯槽クリーナー(698円+税)の合計5種類です。

100円ショップ・ダイソーで販売中の洗濯槽クリーナー3種、ドラッグストアで取り扱いがあるカビキラーの洗濯槽クリーナー(284円+税)、エステーの洗浄力 洗濯槽クリーナー(698円+税)の合計5種類
①液体酸素系 洗濯槽クリーナー②酸素と酵素のWパワー2包入③液体 洗濯槽クリーナー④洗濯槽カビキラー⑤洗浄力 洗たく槽クリーナー

”洗濯槽クリーナー”の種類

洗濯槽クリーナーの成分には大きく分けて塩素系・酸素系の2種類があります。

塩素系クリーナーの特徴

漂白・殺菌の効果が高い。

短時間の洗浄でも効果が高い。

温水で使用すると有害ガスが発生しやすいので、常温の水で使用する。

酸素系クリーナーの特徴

汚れを浮かせて落とす、洗浄力が高い。

一晩のつけ置き等、長時間の洗浄で高い効果を発揮する。

30度~40度程度のぬるま湯を使用すると効果が高い。入浴剤を使用していない風呂の残り湯を使用すると経済的。

”洗濯槽クリーナー”の成分比較

5種類の洗濯槽クリーナーを成分表を元に比較していきます。

商品成分
①液体酸素系過酸化水素界面活性剤安定化剤
②酸素と酵素過炭酸ナトリウム炭酸Na界面活性剤酵素
③液体塩素系次亜塩素酸塩水酸化Na界面活性剤
④カビキラー次亜塩素酸塩水酸化Na界面活性剤けい酸塩(防錆剤)
⑤洗浄力次亜塩素酸塩水酸化Na界面活性剤安定化剤再付着防止剤
※成分表は内容量順に記載されますが、構成成分が分かりやすいように順番を並べ替えています。
※レイアウトの都合で一部商品名と名称を省略しています。(例:ナトリウム→Na 等)

カビキラーのみに入っているけい酸塩(防錆剤)、エステーの洗浄力のみに入っている再付着防止剤については次の項で説明します。

100円ショップ・ダイソーで販売中の洗濯槽クリーナー3種、ドラッグストアで取り扱いがあるカビキラーの洗濯槽クリーナー(284円+税)、エステーの洗浄力 洗濯槽クリーナー(698円+税)の合計5種類
①液体酸素系 洗濯槽クリーナー②酸素と酵素のWパワー2包入③液体 洗濯槽クリーナー④洗濯槽カビキラー⑤洗浄力 洗たく槽クリーナー

”洗濯槽クリーナー”の特徴

【酸素系】①液体酸素系 洗濯槽クリーナー(100円+税)

酸素系なので、汚れが酷い場合や半年以上槽洗浄していない場合に使用する。

ぬるま湯を使用して一晩放置、使用後に塩素系で仕上げすることをオススメします。

①液体酸素系 洗濯槽クリーナー(100円+税)の様子
①液体酸素系 洗濯槽クリーナー(100円+税)

【酸素系】②酸素と酵素のWパワー2包入(100円+税)

酸素系なので、汚れが酷い場合や半年以上槽洗浄していない場合に使用する。

今回紹介する中では唯一の粉末タイプで、2包入っているのでコストパフォーマンスが高い。

特に汚れが気になる場合や、7kg以上の洗濯機には1回で2包使用する。

ぬるま湯を使用して一晩放置、使用後に塩素系で仕上げすることをオススメします。

②酸素と酵素のWパワー2包入(100円+税)の様子
②酸素と酵素のWパワー2包入(100円+税)

【塩素系】③液体 洗濯槽クリーナー(100円+税)

塩素系なので、漂白・殺菌効果が高く、防カビに効果があります。

私が普段使っているのはこれ。ほとんどの成分がメーカー品と同等です。

安いですが、これを使っていて洗濯機にカビが発生したことはありません。

③液体 洗濯槽クリーナー(100円+税)の様子
③液体 洗濯槽クリーナー(100円+税)

【塩素系】④洗濯槽カビキラー(284円+税)

塩素系なので、漂白・殺菌効果が高く、防カビに効果があります。

成分表で特徴的なのがけい酸塩(防錆剤)。文字通り錆を防止する成分です。

一般的な洗濯機に使用されているステンレス槽は槽洗浄程度の時間で錆びることは無いと言われています。洗浄力は確かです。

④洗濯槽カビキラー(284円+税)の様子
④洗濯槽カビキラー(284円+税)

【塩素系】⑤洗浄力 洗たく槽クリーナー(698円+税)

塩素系なので、漂白・殺菌効果が高く、防カビに効果があります。

成分表で特徴的なのが再付着防止剤。洗濯槽から落ちた汚れが再度洗濯槽に付着するのを防ぐ成分です。

ただ、界面活性剤にも再付着防止の作用があり、界面活性剤は全ての洗浄剤に入っています。

定期的に使用する洗浄剤にこの価格はちょっとコストパフォーマンスが悪い印象。

⑤洗浄力 洗たく槽クリーナー(698円+税)の様子
⑤洗浄力 洗たく槽クリーナー(698円+税)

”洗濯槽クリーナー”のオススメ

オススメの洗濯槽クリーナーは『②酸素と酵素のWパワー2包入(ダイソー)』と『③液体 洗濯槽クリーナー(ダイソー)』です。

『②酸素と酵素のWパワー2包入(ダイソー)』と『③液体 洗濯槽クリーナー(ダイソー)』
『②酸素と酵素のWパワー2包入(ダイソー)』と『③液体 洗濯槽クリーナー(ダイソー)』

普段使うのは『③液体 洗濯槽クリーナー(ダイソー)』半年~1年間槽洗浄していないのであれば、『②酸素と酵素のWパワー2包入(ダイソー)』を使った後に『③液体 洗濯槽クリーナー(ダイソー)』。といった使い方がオススメです。

”洗濯槽クリーナー”の使用頻度

洗浄剤は2~3ヶ月に1回は使用した方がいいと言われています。

私はいつ使ったか覚えているのが面倒なので、毎月の月末に使うようにしています。

ダイソーの100円の洗浄剤であれば、毎月使用してもお財布に対するダメージは少ないです。

”洗濯槽クリーナー”使用後の注意点

色落ちしやすい衣類の洗濯を避ける

塩素系漂白剤が洗濯槽に残っていると、衣類の色落ちの原因になります。

気になるようであれば色落ちの気にならない衣類を1度洗濯するか、先に1度すすぎ運転をしましょう。

糸くずフィルターを掃除する

糸くずフィルターに汚れが残ったままだと、洗濯物に汚れが付着してしまいます。

糸くずフィルターは必ず掃除するようにしましょう。

糸くずフィルターを取り外した様子

洗濯機の蓋を開けておく

洗濯機の蓋を閉めておくと、湿気がこもりカビの原因になります。

普段からできるだけ洗濯機の蓋を開けておきましょう。

洗濯機の蓋を取り外した様子

まとめ

結論、『③液体 洗濯槽クリーナー(ダイソー)』を2~3ヶ月毎に使用するのがオススメです。

使用後は必ず糸くずフィルターを掃除して、洗濯機の蓋を開けておくことで、清潔に保つことができます。

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