
職業訓練を受けたいけど、なにから手をつけていいかわからない!
こんにちは!たぬき (@meyqco)です。
2025年2月に6年半勤めた事務職を辞めて、4月から職業訓練の長期高度人材育成コース(2年間)に通うために現在準備中。
今回はこれから職業訓練を受けたい人向けに、退職前からやっておくべきことをまとめたので参考なれば幸いです。
私が職業訓練開始までにやったこと
【はやめに】家計の計画を立てる

職業訓練の受講中は自己都合退職であっても2ヶ月の給付制限期間を待たずに失業保険を受けることができます。
失業保険は在職中の収入の50~80%。ただしボーナスは含まれません。
年収が400万円でも、その中の賞与の割合が高い場合には受給額が200万円以下になることもあります。
失業保険で生活ができるのか?家計の計画をしっかりと立てておきましょう。
▼自分の失業保険がいくらなのか?下の記事で確認してみてください。
【9月~】失業保険の給付額を最大化するために

【失業保険いくらもらえるのか?】の記事で紹介したように、失業保険は直近6ヶ月の給与の平均から算出されます。
直近6ヶ月の給与が基準なので、可能な限り収入を増やしましょう。
収入は確実に減少するので、働いているうちに貯金もしておきたい。
【9月】開講スケジュール・募集期間を確認
私が応募した『長期高度人材育成コース』には介護、保育、言語聴覚士、電気工事士、精神保健福祉士(1年間)などがありますが、コースの内容は都道府県によって異なります。
「○○県 職業訓練」で検索して県のホームページを確認してみてください。
通学可能な近隣の地域も検索してみましょう。
▼例えば以下のようなページがヒットするはずです。
求職者支援訓練 募集中・募集予定のコース情報(東京都)
求職者支援訓練コース一覧(大阪府)
公共職業訓練コースのご案内(愛知県)
『長期高度人材育成コース』は県の予算会議の都合で募集が遅めになることがあります。
実際に私が応募したコースは、募集期間が開始された12月以降にホームページに掲載されていました。
気になるコースの募集情報が掲載されていない場合は、お近くのハローワークで質問すれば今年の募集があるか教えてくれます。
【10月】オープンキャンパス・見学に行く
『長期高度人材育成コース』は県からの委託訓練のため、短大や専門学校で実施されます。
学校ごとに年齢層や男女比が異なるため、雰囲気を掴むためにもオープンキャンパスや見学には積極的に参加しましょう。
オープンキャンパスや見学は学校によって毎月開催するところもありますし、年に数回しか開催しないところもあります。
退職が決まってから「思ったのと違った!」とならないように、早めに開催スケジュールの確認をしておきましょう。
オープンキャンパスでは質問の機会が設けられていることが多いので、学習内容や受験対策、就職実績など気になることはあらかじめメモに書き溜めておき、疑問点や不明点は解消できるようにしておくことをおすすめします。
募集要項を貰っておくとあとの手続きがスムーズになるのでおすすめです。今年分がまだできていないようであれば昨年分でも可。
【12月】ハローワークで願書を受け取り提出
職業訓練校の願書はハローワーク経由で提出することになります。
願書とあわせて募集要項も貰っておきましょう。訓練期間・募集定員・応募資格・申込方法・選考日程などが書いてあります。
私が書いた願書では『証明写真』と『卒業証明書』が必要で、
『卒業証明書』の申請のため郵便局へ行って数百円の『定額小為替証書』なるものを購入する必要がありました。
必要事項を記入したらハローワークの窓口へ提出します。提出期限は3月頭でしたが、忘れないように早めに提出がおすすめ。
窓口が混むこともあるので、余裕を持ちましょう。
【12月】退職の意志を伝える
私の場合は業務の引き継ぎどころか、後任の募集から必要なことがわかっていたので早めに退職の意志を伝えました。
ありがたいことに何度か引き止められましたが、丁重にお断りしました。
もしかしたら職業訓練の選考に落ちてしまうかもしれないし、合格したとしても就職活動でつまづくかもしれません。
保険として出戻りできるようにしておくためにも、しっかりと引き継ぎをして円満に退職できるようにしましょう。
【2月】ハローワークで職業訓練説明会
願書を提出した際に案内された職業訓練説明会を受けました。
オープンキャンパスでは現役生が圧倒的に多いのですが、職業訓練説明会では少人数の説明会になります。
在学中に必要となる費用、就職先の地域などの質問をしました。
【2月下旬】退職

合格通知どころか試験前に退職となります。
ちょっと早すぎじゃない?と思われるかもしれませんが、失業保険の手続きに必要な離職票の発行に時間がかかるため、遅くとも2月末には退職しておく必要があります。
給与締め日の都合で中途半端に働くと失業保険の受給額が下がってしまうため、締め日退職としたほうがよいでしょう。
ちなみに入学の1週間前以降は待機期間となりますが、それ以前までならアルバイトは可能です。
【3月上旬】受験票が届く
<追記予定>
【3月中旬】選考
<追記予定>
【3月中旬】離職票が届く
離職票が届いたら市役所で住民税・国民健康保険・国民年金の手続きが必要になります。
可能であれば減額の手続きをしたいところ。
ハローワークへ離職票を渡すと回収されてしまうので、先に市役所の手続きを済ませましょう。
【3月中旬】ハローワークへ離職票の提出期限
7日間の待期期間を取るため、3月3周目までに離職票を提出する必要があります。
待機期間中はアルバイト禁止なので、生活費をしっかり確保しておきましょう。
【3月下旬】結果通知
<追記予定>
【4月上旬】入学
<追記予定>
まとめ
職業訓練を受けるまでの流れをざっくりまとめると、 「お金の計画」「情報収集」「見学・応募」「手続き」 という感じになります。
特に 「家計の見直し」と「退職時期の調整」 は、訓練中の生活に直結する大事なポイント! あとから慌てないためにも、早めに準備しておくのが吉です。
職業訓練は、受け身ではなく 「自分から動く」ことが成功のカギ。 気になるコースがあれば、まずはハローワークや学校の情報をチェックしてみてください!
準備をしっかり整えて、新しいキャリアへの一歩を踏み出しましょう!
私の活動が進展しましたら加筆します!
最後まで読んで頂きありがとうございました。記事の内容は以上になります。
よろしければ、もう1本記事を読んでいただければ嬉しいです。
以上、たぬき (@meyqco)でした。